この記事はレトロゲームで利用される映像機器に関する用語をまとめております。
今回はレトロゲーム関連に絞っているので、ディスプレイポートは未掲載です。
追加で載せてほしい用語があればコメントいただければ対応します。
AVケーブル
映像・音声機器を接続するためのケーブル全般の総称です。
アナログ系のコンポジット、S端子、コンポーネント、D端子やデジタル系のHDMIがあります。
ハイビジョンと言われている720p以上の映像が利用できるのはコンポーネント端子、D端子、HDMI。
以前はコンポーネント端子やD端子でもブルーレイなどの映像ソフトでハイビジョン映像を映すことはできたが、現在は著作権保護の観点からを映像ソフトでハイビジョンで出力できるのはHDMIのみ。
それぞれの特徴はそれぞれの項目で説明します。
コンポジットケーブル
黄、白、赤の3色のRCA端子がついているケーブル。
黃端子のケーブルが映像、白端子と赤端子が音声の送受信を行う。
3つの映像信号を混合した状態で送信するため画質は他のAVケーブルよりも良くなく、テレビ側の性能にもよるが若干滲んだような画質になる。
S端子
丸型に4つのピンのメス側(ピンがさされる側)のコネクタ。
テレビ側がオス側になっており、そちらと接続して使用する。
音声はコンポジットケーブルと同じく白と赤の音声用のケーブルを使う。
画質は3つの映像信号を分離して送信するためコンポジットケーブルよりも良くなっており、滲みは軽減されている。
コンポーネント端子
映像用のRCA端子が3つ(赤、緑、青)のケーブルで、音声用の端子とあわせて5本のケーブルで使用する。
映像用と音声用で同じ赤が使用されているため、ちょっとややこしい。
映像で使われている3つの信号をそれぞれ別のケーブルで出力しているので、信号が送られるときに混線することがないので劣化しにくく画質はかなりいい。
D端子
コンポーネント端子の映像用の3つケーブルを1つにまとめて取り回しを良くした日本独自の規格。
基本的には日本でのみ使用されているので海外製品(日本向け輸出製品除く)では採用されていない。
音声ケーブルは他のアナログ系のAVケーブルと同じく白赤のRCA端子ケーブルを利用する。
コンポーネント端子で3つに分けていたものを1つにまとめたため、信号の混線が起こる場合があるのでコンポーネント端子より画質が落ちると言われているが大きな差はない。
D端子のDは端子形状がDの形をしているのでそう呼ばれており、デジタルのDではないのでご注意を。
HDMI
映像と音声を1本のケーブルで送れるので、機器とテレビの接続が1本のケーブルで完結する。
デジタルでやり取りをするので信号の劣化が少なく画質はかなりいい。
著作権保護機能などを備えているので、最近の機器でもブルーレイのハイビジョン出力が可能。
最近のゲーム機や映像機器はHDMIのみ搭載しているものが多い。
カメラの映像出力やモバイルディスプレイの接続にも使用されており、その場合はコネクタのサイズが通常のものより小型になっているミニHDMIやマイクロHDMIが採用されている。
レトロゲームハードを最近のテレビにつなぐ場合はHDMIに変換する機器を使用する必要がある。
RFスイッチ
初代ファミコンや初代PCエンジン(白エンジン)、SG-1000などをテレビに接続するために使用していた機器。
VHF形式のテレビのアンテナ入力に接続し、使用していないチャンネルに映像と音声を割り込ませるといった形でゲーム画面をテレビに映す。
現在、地デジの電波はUHF形式となっており、VHF形式は使用されていないため、RFスイッチは利用不可となっている。
そのため、RFスイッチのみしか使えないレトロゲームハードは現在のテレビへの接続は難しい。
RGB端子(21ピン)
レトロゲームをテレビにつなぐ際に画質がかなりよくクッキリとした発色や滲みがほとんど無く表示されるので、この端子があるテレビはレトロゲームを高画質で遊ぶことができた。
現在は使用されておらず、見かけることもほとんど無い。
VGA端子
元々はPCから映像を出力するために使用されていたケーブル。
映像のみの出力なので音声出力するためには別途音声出力用のケーブルを接続する必要がある。
Xbox系のハードで採用されていたが、それ以外で使用できるハードは無い。
画質は滲みもほぼ無く高画質ではあるが、HDMIには劣る。



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